まず誤解を解きます。LIFF ≠ リッチメニュー。LIFF は LINE の中で動くミニWebアプリであり、リッチメニューはその入り口(ボタン)です。
| 観点 | LIFF | リッチメニュー | LINE Mini App |
|---|---|---|---|
| 正体 | LINE内で動くWebアプリ | トーク画面下の固定ボタン | LIFFの一種(公式審査済) |
| 実装 | React/Vue等の通常Web技術 | 画像+URL の設定だけ | LIFFと同じ(審査要) |
| できること | 入力フォーム・DB読書き・写真・通知・ログイン | URL起動・定型メッセ送信のみ | LIFFと同等+LINE検索露出 |
| 表示 | フルスクリーンWebView | トーク画面下 1/4〜1/2の枠 | フルスクリーンWebView |
| 例 | KIWAMI スタッフ用入力アプリ | 「温度報告」「清掃」等のボタン | KIWAMI会員Mini App(17,977名) |
リッチメニュー = 入り口(ボタン)、LIFF = 中身(Webアプリ)。両者を組み合わせて「ボタンを押したらフォームが開く」体験を実現します。
KIWAMI には現在 2種類のLIFF が動いています。顧客向けの KIWAMI Mini App と、スタッフ向けの staff-line-liff。両者は同じ「LIFF」という技術で構築されていますが、役割が完全に分かれています。
会員17,977名が利用する顧客向けアプリ
スタッフ・マネージャーが業務で使う
90_GitHub/staff-line-liff/)穴⑨「スタッフ入力LIFF統合」は、staff-line-liff に 6業務の入力画面を追加する話です。顧客側の Mini App には影響しません。
LIFF統合前と後で、スタッフの報告体験・データ化の度合いが根本から変わります。
measurement_reports に自動蓄積duty_reports に蓄積hygiene_reports に保存inventory_counts に蓄積LIFF統合で /sauna-bucho-facility 🟡→🟢、/sauna-bucho-compliance 🟡→🟢、/sauna-bucho-ops の在庫AI予測が稼働。AI部長体制の完成に大きく近づきます。
リッチメニューから開く「プル型」に加え、定刻にLINE Pushを飛ばす「プッシュ型」を併用します。通知の「対応する」ボタンを 先着で押したスタッフが担当確定し、そのまま LIFF で入力して完了します。
例: 毎朝 6:00 に Cron Trigger 起動 → LINE Messaging API でスタッフ全員に Push 送信
「🌡️ 温度計測の時間です / [対応する]」ボタン付き。出勤中スタッフ or 全員に配信(要ヒアリング)
Webhook経由でPostback受信 → claim_logs テーブルに INSERT(UNIQUE制約で先着保証) → 担当確定
時刻・エリアが事前入力された計測画面を開く。2番目以降のスタッフには「野田さんが対応中」と通知
写真は Cloudflare R2 に署名URLでアップロード。数値は measurement_reports にINSERT
報告完了をスタッフ全員に共有。AI部長(/sauna-bucho-facility)が最新データで健康診断を更新
現場運用として「先着でボタンを押した人が担当」で回るイメージがつくか。回らない場合は 担当制(特定スタッフのみ通知) or エリア別割当(10エリアを分担) に切り替え可能。
LIFFの利用者は staff(一般スタッフ) と manager(店長・GM) の2役割に分かれます。権限はリッチメニューの自動切替 + LIFF内の画面出し分けで制御。
| 操作 | staff | manager |
|---|---|---|
| 温度・塩素計測入力 | ✓ 可 | ✓ 可 |
| 清掃チェック | ✓ 可 | ✓ 可 |
| 浴槽換水・日次衛生 | ✓ 可 | ✓ 可 |
| 在庫棚卸し | ✓ 可 | ✓ 可 |
| インシデント報告 | ✓ 可 | ✓ 可 |
| 欠勤申請 | ✓ 可(自分分のみ) | ✓ 可(全員) |
| スタッフ承認 | — 不可 | ✓ manager専用 |
| Todo 割り当て | — 不可 | ✓ manager専用 |
| マニュアル編集 | 閲覧のみ | ✓ manager可 |
| レポート閲覧 | 自分の分のみ | ✓ 全体 |
LINEユーザーが staff か manager かを検出し、リッチメニューが自動で切り替わるよう実装済み([`やることリスト.md`](../../やることリスト.md) Phase 1-A)。
穴⑨着手時に、経営者ロール(全体俯瞰ダッシュボード専用)の追加を検討。中島代表が1画面で6店舗(将来)のKIWAMI全体を見られる想定。
LIFFは LINEの認証基盤を使うため、パスワード管理や独自ログインは不要。ただし写真保管先と認証強化は 4/21の判断事項です。
staff テーブルに紐付け| 方式 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| LINE添付 | 実装コスト最小 | 1ヶ月で自動失効 → 法令記録として不適 |
| Cloudflare R2 (推奨) |
3年保管・署名URL・10GB/月まで無料枠内・既存staff-line-apiと同じCloudflare内で完結 | 新規承認が必要(4/21判断) |
| Google Drive | 既に契約あり・容量豊富 | API連携実装コスト中・認証フロー複雑 |
写真保管先を Cloudflare R2 で承認できるか。10GB/月の無料枠内で3年分の写真(温度計・塩素計・清掃Before/After)を保管可能な試算。
今日の打ち合わせで 4つの判断が揃えば、LIFF統合Phase 1-A が即着手可能になります。逆に1つでも保留だと、全体が遅延します。
6業務をLIFF経由に統合する方針を Go 判定 → Phase 0 共通基盤着手
R2 採用を承認 → 画像アップロードAPI実装 → 全業務の写真機能が稼働
店長(野田さん)に運用実感を確認 → 先着制 / 担当制 / エリア別割当 のいずれかで実装確定
脱衣所・蔵・2F内気浴・フロント・フロント2F・フロント3階 の機種選定・発注
LIFFは単独の機能ではなく、AI経営OSの「センサー」。現場の実態をデジタル化する入り口であり、ここが稼働しないと他の穴も連鎖的に解決しません。
4/21 Go 判定後、60日間で 6業務すべてのLIFF化と運用定着を目指します。
LIFFホームをタイル型に改修 / 時刻通知Cron + claim_logs テーブル / R2写真アップロードAPI
穴①②(温度・塩素) / measurement_reports テーブル / 温度計6台配備 / エリア別入力画面
穴⑥(在庫) / inventory_counts テーブル / 週次グッズ + 月次消耗品の入力
穴③⑤(清掃) / duty_reports 拡張 / 時間帯別チェック画面 / 清掃項目マスタ整備
穴④(浴槽換水) / hygiene_reports テーブル / 月次作業記録 / 薬剤マスタ
6業務すべてLIFF稼働 / AI部長2名🟢化 / 法令記録が自動蓄積される状態へ
7月以降は 穴⑩シフト生成の暗黙知言語化(店長ヒアリング2-3時間×2店舗) と、戦略案件10件の個別プロジェクト化に着手。AI経営OS完成形へ。